やらせ?僕はもともと強いのだよ!
さーて、作品「オデュッセイア(ODISSEIA)」で最もつっこまなくてはならないのが、主人公でしょうね。
前編「イリアス」ではまったくもって目立たなかったオデュッセウスさんが後編では別人のような働きです。
まあ前編は駄目な設定にしといて、後編で主人公が覚醒するなんてフローはよくあることですが。。
それにしてもその活躍っぷりが物凄くて、テレビで言う「やらせ」レベルなんですよね。
本当に「やらせ」からなる作品かもしれませんが・・・。
いえいえ、夢を壊してしまいそうなので、その話はここら辺にしておきましょう。
どこでそんなに強くなったの?

それでも気になってしまうのが、
一体どこでオデュッセウスはそんなに強くなったのか?
放浪してれば、そりゃあ強くはなると思いますが、かなりいきなり過ぎるんですね、設定が・・・。
故郷を離れて大体20年が経ってから故郷に残した妻に会いに行くんですが、
そこで時代劇にありがちな展開で何故か彼の財産を好き放題飲み食いしながら
居座っているごろつきが妻をかくまっているわけです。
更に息子を亡き者にしようとしていたりするんですが、どうでしょう?
あっさりとオデュッセウスさんがそいつらをいなしちゃいます。
うーん、前編読んだ人からすれば、感動するか不思議に思うかのどっちかですね。
あ、きっと魔法だ、魔法使えたんですよね、多分!だから瞬殺だったんですね、わかります。